仏事・終活

吉運堂

「シュウカツ」は「人生の終わりと向き合うための活動」のことで、日本では2010年頃から「終活」の存在が認知されるようになりました。 雑誌や新聞で特集が組まれたり、映画やテレビで終活をテーマとした作品が作られるようになったのもこの頃からです。 終活と聞くと「自分の死後、 …

『エンディングノート』とは自分の人生の終末を記すノートで、終活ノートとも呼ばれます。万が一の時に備えて、家族や友人に伝えておきたいことや自分の希望などを書き留めておけます。 エンディングノートはこれまでの人生を振り返るきっかけにもなるので、懐かしい友人に連絡をしてみたり、挑 …

『生前整理』とは、自分が亡くなった後の家族への負担を減らしたり、より自分らしく余生を過ごすための準備活動ですね。 一般的に高齢の方がするイメージがありますが、病気や不慮の事故など、人生には万が一があります。 早め早めの元気なうちに、資産や家財の整理に取り掛かることをお …

取り巻く環境や価値観の変化に伴い、葬儀のトレンドがひと昔前とはかなり変化しています。鎌倉新書(かまくらしんしょ)という出版社が2022年に実施した、お葬式に関する全国調査の結果を参考にご案内していきます。 コロナ禍の2022年、葬儀の形式で最も多かったのは「家族葬」、55. …

『仏壇じまい』とは、引越しにより今までのお仏壇は大きくて新居に置けず、小さなお仏壇に買い替える必要があるとか、親族が亡くなって空き家となった住まいを処分するなど、様々な事情からやむを得ずお仏壇を処分することを指します。 お仏壇を処分する方法は、普段お世話になっているお寺さん …

様々な事情から、先祖代々受け継いだお仏壇がそのまま使えなくなった場合、仏壇じまいという処分方法があります。 しかし処分は忍びないという声にお応えし、吉運堂では「継承仏壇」、そして「プチリメイク」というサービスをご提案しています。 継承仏壇 今あるお仏壇の蒔絵や彫刻などの …

お仏壇には大きく分けて3種類あります。金仏壇、唐木(からき)仏壇、家具調仏壇です。金仏壇は松やヒバといった木材に漆を塗り金箔を施したお仏壇で、荘厳な雰囲気が特徴です。 お寺を小さくしたものが原型なので、宗派により形が異なります。唐木仏壇は紫檀(したん)やケヤキといった銘木を …

墓じまいとは 墓じまいとは、墓石を撤去し墓所を更地にして使用権を返還することです。 お墓に納められているご遺骨を勝手に取り出して別の場所に納骨したり、廃棄したりすることは法律のもとできません。行政手続きが必要です。また新しいお骨の納骨先を用意し、移すことが必要となります。その …

「墓じまい」と「改葬」の違い 「墓じまい」はお墓を閉じることを意味していて、似た言葉に「改葬」がありますが、これはお墓の引っ越しのこと指します。 どちらも現在の墓石を撤去し、墓所を更地にして墓地の管理者へ返し、取り出したご遺骨を別のかたちで供養することとなります。 きっ …

改葬の具体的な手順やポイント ①親族の同意を得る なぜ今墓じまいを検討しているのか、いつ頃に実施するつもりなのか。決定事項を伝えるのではなく相談という形で家族や親戚と話し合いの場をもちましょう。 お墓はご先祖様を同じくする一同の心のよりどころであり、大事な場所です。お盆 …

ご存じの方も多いかもしれませんが、お墓はどこにでも建てられるわけではありません。 1948年施行の「墓地埋葬に関する法律」により骨の埋葬は墓地以外の場所に行なってはならないと決められています。 「みなし墓地」という、法律制定以前から存在する墓地もありますが、現在新しく …

改葬経験者へのアンケート結果で、第一位は「遺骨の引越し先、改葬先選び」でした。改葬先選びは住宅選びと同様、どんなお墓にしたいか、予算、立地条件など家族で希望条件をじっくり検討することが必要です。その準備段階として、まずはお墓の種類を知っておきましょう。 お墓の種類 お墓の種類 …

お墓は石材で出来ています。長持ちする素材ですが、それでも長年風雨にさらされるとどうしても劣化してしまいます。 参考として、実際にリフォームのご依頼を頂くのは50年を過ぎたお墓に多いようです。今あるお墓を後世へ引き継ぐにあたり、傷みが目立つので建てた当初のような美しい状態に戻 …