仏事・終活の知識
吉運堂

お家じまい(実家じまい)

「お家じまい」とは、住み慣れた家を片付け、手放すことです。高齢化により、本人が「終活」の一環として行う場合と、親が亡くなったり施設に入居した後に、子が実家を整理・処分する「実家じまい」があります。

具体的な作業内容には、家財の整理、売却、解体などがあり、建物の状態や遺品整理の量などによって費用や手続きが大きく異なります。空き家のトラブル、遠方で管理が難しいという理由から、近年、自宅や実家の解体を検討する方が増えています。

離れて暮らす家族が実家を維持するのは難しいケースがほとんどです。空き家のまま放置するにも維持費がかかりますし、定期的なメンテナンスにも労力がかかります。子どもにとって思い入れのある家であれば処分に心を痛めるかもしれませんが、自分たちの生活を守るためにも実家じまいを検討しましょう。

お家じまいの前に

まずは、関係者、特に親族に相談をすることが重要です。

実家じまいをする際には、心理的な問題も避けて通れません。家族の思い出が詰まった家を処分することは、感情的に容易ではありません。親族間で意見が分かれることも多く、対立が生じることもあります。

そのため、全員が納得できるよう、話し合いを重ねることが大切です。思い出を大切にしつつも、現実的な方法を選択することが求められます。

しかし家を処分する場合は実際には数ヶ月ほど期間がかかる作業になるので、家をそのままの状態で売却するか、解体して更地にするかなど、早めに「お家じまい」の方向性を明確にしましょう。

また、実家に住む両親が亡くなったことが理由で「お家じまい」を検討する場合は、相続人が誰なのかを確認しましょう。相続人の同意がなければ、進めてはいけません。

お家じまいのタイミング

  1. 相続のタイミング
    相続のタイミングで、実家に誰も住む人がいない場合に検討されます。空き家となった実家を相続すると、そこに住まなくても固定資産税などの税負担が生じます。また建物はきちんと維持しなければ老朽化しますが、適切に維持・管理する義務があります。老朽化した屋根が落下して通行人に怪我を負わせるなどのトラブルを引き起こすリスクもあります。相続した実家を利用する予定がないのであれば、できるだけ速やかに処分することが望ましいといえるでしょう。処分することで、固定資産税の負担や管理の手間を減らし、トラブルのリスクを回避することができます。
  2. 親が施設に入所した時
    介護施設や病院などの施設に入り、今後は親だけで生活するのが難しくなった場合もお家じまいのタイミングです。家族で一緒に実家に住めるなら話は別ですが、核家族化が進んでいる現代では現実的に実家を残すのは難しいケースも多くあります。
  3. 実家の管理・経済的負担が大きく、維持が負担になった時
    誰も住まない実家を維持するためには、固定資産税や都市計画税の負担だけではありません。家屋や庭などのメンテナンス費用や、維持のために実家に通う交通費など、予想外の出費が発生します。空き家で放置状態が続いている方は、この機会に「お家じまい」を検討されてみてはいかがでしょうか。

お家じまいの時にお仏壇は?

ご実家のお仏壇をご家族が引き継ぐことが出来ればいいのですが、処分せざるを得ないケースも多くあります。実際、家の解体が決まってから、当社にお仏壇の処分のご依頼を頂くこともあります。長年、お祀りしてきたお仏壇を家具として処分するには気が引ける方が多いようです。
吉運堂では、お仏壇の処分のご相談を承っております。また「お家じまい」と「お仏壇じまい」をまとめて吉運堂にご依頼頂けば、窓口は一つとなりスムーズです。
お仏壇じまい

お仏壇じまい(お仏壇処分)の費用については、大きさ、距離によって費用が異なりますので、最寄りの店舗にご連絡ください。
吉運堂店舗一覧

お家じまい(解体)の流れ

①見積依頼
②現地確認
   建物本体だけでなく屋外の車庫や物置小屋等、現地にて解体・処分するものについて確認。屋内の家財等についても確認します。
③見積提出
④ご契約
⑤【
お客様】解体前の片付け。
  ※家財等の処分も当社にご依頼いただけます。
⑥【お客様】ライフライン(電気・ガス・上下水道・電話等)の停止。
⑦工事前の近隣挨拶
⑧解体工事
  屋内の家財等を処分し、その後建物本体を解体。廃材はすべて分別して処分。
⑨工事完了後、現地お引渡し
⑩施工写真をお客様にお渡し
⑪(お客様にて)法務局へ「建物滅失登記」の申請
※解体工事完了後1か月以内

お家じまいの施工例

家じまい(施工前)

家じまい(施工中)

家じまい(施工後)