
仏事の知識


お仏壇の選び方①置き場所を決めましょう
仏壇をどこに置いて、どのようにお参りをしたいかで、大まかに仏壇のタイプが決まります。
■どのお部屋でお参りするかをイメージしましょう。
■大きさで、床置きタイプ、地袋タイプ、上置きタイプなどに分かれます。
■設置場所のサイズを測り、仏壇のサイズを考慮して選びます。
■仏壇の扉を開けるスペースも考慮します。
広い和室なら床置きタイプの仏壇、整理タンスやチェストなどの家具の上なら上置きタイプの仏壇、フローリングのリビングや洋室ならモダン仏壇、というように置く場所のお部屋に合わせて選びます。
お仏壇の形式は大きさによって「上置きタイプ」、「地袋付仏間用タイプ」、「床置きタイプ」の3種類があります。
【上置きタイプ】
高さが36センチ〜88センチ位のもので、整理タンスやサイドボ−ドの上やなどに置くタイプの仏壇です。
【地袋付仏間用タイプ】
高さが88センチ〜131センチ位のもので、地袋が付いている仏間に置きます。地袋だけでなく高さ30センチ程度の低い台に置いていただくのにも最適な仏壇です。
【床置きタイプ】
高さが 106センチ〜173センチ位のもので、仏間や床の間に置くタイプの仏壇です。椅子に座ってお参りできるタイプのものもあります。
仏壇の置く向きですが、仏教では十方どの方角にも仏様はいらっしゃるので、方角に吉凶はありません。一般的には真北を向く北向きは避けて置く方が多いです。また直射日光のあたる場所や湿気の多いところ、冷暖房の風が直接当たる場所は避け、毎日のおまいりがしやすい場所に安置するのが良いでしょう。