厨子型七十代軸開き「清浄(しょうじょう)」

第21回全国伝統的工芸品仏壇仏具展
「日本伝統工芸士会会長賞」受賞


¥8,100,000(税別)

■サイズ
高180×巾100×行86(cm)

■木地主材料
欅・姫小松

■主な金箔粉等
金箔

■原産国
日本

[清浄]
富山の名刹をモチーフに、春を待つ立山連邦を扉と側板の花頭窓に沈金。
谷と尾根は角度を変えて彫り分け、見る場所によって、青が強く見えたり白が強く見えたりするようにしました。

遠くの山々を見れば、まだまだ冬だと思っていたのに、薄氷(うすらい)の上に落ちた梅の花と割れた氷の下では雪解け水が流れ、いつのまにか春の気配が感じられる。霊供には蒔絵を施し、天板を水にはった氷に見立てました。


立山連峰の沈金
(白く見える角度)

霊供の天板
(水にはった氷に見立てた)

内陣

世代を超えて継承されてきた吉運堂の「技」と「こころ」。先人から託された高度な技術と現代の職人の洗練された感覚の融合により、伝統的且つ先進的なお仏壇に仕上がりました。こころのよりどころであるお仏壇に祈ることにより、精神を清らかに浄化させるという願いが込められています。